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Jablogy

Sound, Language, and Human

フランツ・ボアズ『プリミティヴアート』

プリミティヴアート作者: フランツボアズ,Franz Boas,大村敬一出版社/メーカー: 言叢社発売日: 2011/10メディア: 単行本 クリック: 20回この商品を含むブログ (6件) を見る 米国の文化人類学(さらにいえば言語学も)の方向性に大きな影響を与えたボアズ。彼…

ジェイムズ・クリフォード、ジョージ・E・マーカス編『文化を書く』

文化を書く (文化人類学叢書)作者: ジェイムズクリフォード,ジョージマーカス,George E. Marcus,James Clifford,春日直樹,和邇悦子,足羽與志子,橋本和也,多和田裕司,西川麦子出版社/メーカー: 紀伊國屋書店発売日: 1996/12メディア: 単行本 クリック: 6回こ…

マルセル・モース 『贈与論』

【書誌情報】 マルセル・モース 2009 『贈与論』 吉田禎吾・江川純一訳、ちくま学芸文庫 (Mauss, Marcel. 1923 “Essai sur le Don : Forme et Raison de l'Échange dans les Sociétés Archaïques.” L'Annee Sociologique, seconde série.) 贈与論 (ちくま…

『同性愛と異性愛』、『哭きうたの民族誌』、『メイキング人類学』

長年の積ん読を少し崩したので簡単なメモを。 風間孝・河口和也 2010 『同性愛と異性愛』 岩波新書 同性愛と異性愛 (岩波新書)作者: 風間孝,河口和也出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2010/03/20メディア: 新書購入: 5人 クリック: 88回この商品を含むブロ…

川田順造 1988 『聲』 筑摩書房 (3)

(2)へ Ⅲ 声と人称 第Ⅲ部では語ることと、そのかたりが帰属する人称・人格の問題が論じられる。前述したとおり私の多重化や非人称化される歌、非・近代社会における個性といったことが取り上げられ、西洋近代的な「我」や「ペルソナ」の概念をアフリカの文…

川田順造 1988 『聲』 筑摩書房 (2)

(1)へ Ⅱ 声によるコミュニケーション 第二部では他者に対し呼びかけることで社会的な関係への参入を引き起こさせるという名前のもつ働きに注目した議論がなされている。筆者としては、このあたりは声や歌の議論よりもむしろ、キャラクターと固有名などの議…

川田順造 1988 『聲』 筑摩書房 (1)

概要 『音・ことば・人間』でも紹介した、西アフリカ・ブルキナ・ファソのモシ族を調査してきた川田順造による、声とそれを使ったコミュニケーションの文化的な側面を考察するエッセイ集で、『現代詩手帖』(思潮社)で1985年3月号から1986年11月号まで連載…

小田亮 2000 『レヴィ=ストロース入門』 ちくま新書

続・積ん読くずし。もっと先に読むべき本があるけど、なかなか大変。早いものでレヴィ=ストロースがなくなってからもう2年が経とうとしており、構造主義が隆盛を誇ったのも昔になりつつありますが、著者のレヴィ=ストロースへの共感が深く、いまでも彼の思…

川田順造・武満徹 1980 『音・ことば・人間』 岩波書店(同時代ライブラリー [1992])

はじめに このブログのタイトルに書名を流用させていただいた、お気に入りの本をここに紹介したいと思います。本書は西アフリカのブルキナファソをフィールドとする文化人類学者・川田順造と尺八や琵琶を現代音楽にもちこんだ作品で知られる作曲家・武満徹の…