Jablogy

Sound, Language, and Human

英語教材・リソースの紹介

Twitter上の友人が英語学習法を模索してるとのことだったので、手持ちの有用なリソースを晒してみる。リーディング中心、大学生以上くらい向け。 ネット上のリソース WEB辞書 以下のまとめ参照(コメントにも情報あり)。 じゃぶさんの英語web辞書紹介(2013…

「グルーヴ」概念の変遷

フミカレコーズ仲間のやおきさんが「グルーヴ」という言葉がマジックワード的で問題があるのではということで、次のエントリをアップされていたので、語源からどのような変遷があったのかざっと調べてみた。 【レビュー】大谷能生「二つになる一つのもの(グ…

川喜田二郎『発想法』

発想法―創造性開発のために (中公新書 (136))作者: 川喜田二郎出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1967/06/26メディア: 新書購入: 10人 クリック: 148回この商品を含むブログ (78件) を見る 言わずと知れたKJ法を提唱した川喜田二郎の名著。梅棹忠夫の『知…

宮脇孝雄『翻訳の基本』

翻訳の基本―原文どおりに日本語に作者: 宮脇孝雄出版社/メーカー: 研究社出版発売日: 2000/08メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 89回この商品を含むブログ (11件) を見る 小説翻訳を多く手がける著者によるジャパン・タイムズでの連載をまとめたもので、…

三森ゆりか『外国語で発想するための日本語レッスン』

外国語で発想するための日本語レッスン作者: 三森ゆりか出版社/メーカー: 白水社発売日: 2006/05メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 38回この商品を含むブログ (15件) を見る 本書のタイトルである「外国語で発想するための日本語レッスン」とは、「テクス…

デイヴ・トンプキンズ 『エレクトロ・ヴォイス』

エレクトロ・ヴォイス 変声楽器ヴォコーダー/トークボックスの文化史 (P-Vine Books)作者: デイヴ・トンプキンズ,新井崇嗣出版社/メーカー: スペースシャワーネットワーク発売日: 2012/05/18メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (5件) を見…

『DAIM append』感想

しま et al. 編著 2013 『DAIM』 Append、2013冬、DAIM、http://c-daim.tumblr.com/append ウェブ上の無料音楽をレヴューするサイトDAIMの同人誌版第二弾*1。 全96ページ、参加人数は編集後記にあがっている人だけでも27人と「薄い本」にしては量的にマッシ…

賢くなるための本を読む――『ネット・バカ』『実践・論理思考トレーニング』『外国語学習の科学』

速くも一月がもう終わろうとしていますが、一月はなんだかんだで一年最初の月、これから残り11ヵ月をより充実して過ごすための基礎知識を増進しようと、3冊ばかり読んでみました。 まずはこれ。 『ネット・バカ』 ネット・バカ インターネットがわたしたちの…

Footwork - 英語版Wikipediaより

最近身近な人たちの間で、Juke / Footworkというダンス・ミュージックがしばしば話題になっています。 まだあまり知られていないジャンルですが、日本語での紹介は次のようなものがあります。 話題のニュージャンル「Juke/Footwork(ジューク/フットワーク)…

ジェイムズ・クリフォード、ジョージ・E・マーカス編『文化を書く』

文化を書く (文化人類学叢書)作者: ジェイムズクリフォード,ジョージマーカス,George E. Marcus,James Clifford,春日直樹,和邇悦子,足羽與志子,橋本和也,多和田裕司,西川麦子出版社/メーカー: 紀伊國屋書店発売日: 1996/12メディア: 単行本 クリック: 6回こ…

レビュー/批評/評論の違い

はじめに 前々回に『フミカ1.5』を出した折、「音楽哲学論考」のXnagaさんに感想をいただきました。 記事の中で「フミカちゃんはけっこう、『レヴュー』『評論』『批評』というのを、同じ意味で使っている。ように読め」てしまうし、そもそもそれらの違いが…

『ポストモダンの条件』「変貌するゴスペル・ミュージシャンシップ」「マスク・マイ・ヴォイス」『DAIM Pilot』

最近読んだものに簡単なコメントを。 『ポストモダンの条件』 ポスト・モダンの条件―知・社会・言語ゲーム (叢書言語の政治 (1))作者: ジャン=フランソワ・リオタール,小林康夫出版社/メーカー: 水声社発売日: 1989/06メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 3…

2013年ボカロ曲10選

今年もやってまいりましたボカロ10選。 例年通りというか私の趣味通り、ジャズ、ファンク、ブルースなど中心の選曲になりました。 わりと横ノリでグルーヴィな、踊れる感じの曲が多いのでそういうのが好きな方はぜひ。 2013ボカロ10選 ‐ ニコニコ動画:GINZA …

ジャン=ジャック・ナティエ 『音楽記号学』

音楽記号学作者: ジャン=ジャックナティエ,足立美比古出版社/メーカー: 春秋社発売日: 2005/04/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (9件) を見る Nattiez, Jean-Jacques. 1987 Musicologie Générale et Sémiologie. Paris : C. …

Vocalo Critique寄稿者のTwitterリスト

だいぶ前(vol.7のころだったか)に作って未完成のままになってたリストを完成させました。 Vocalo Critique on Twitter 当然というか、ほぼボカクリ広報アカウントがフォローしている人と同じになっていますが、こちらはリストなので「リストをフォロー」す…

はてなダイアリーからお引っ越し

お久しぶり、ja_bra_af_cuです。 はてなダイアリーでしばらく書いてきましたが、半年ほど更新停滞期に入って書いておりませんでした。ということで、気分転換がてら、Markdownも使えるなど進化したと聞くはてなブログに引っ越してみました。 第一印象ですが…

ボカロ100選

静かに盛り上がっているらしいボカロ100選、私もやってみました。 ボカロ100選 ‐ ニコニコ動画(原宿) わりと受動的に聴いてきたライトめのファンである私に、はたして100曲もお気に入りがあるのだろうかと思いましたが、どっこい思い返してみると100くらいは…

「『浮世絵化するJ-POPとボーカロイド』をアメリカ音楽好きはどう読んだか、あるいは僕がレコードを買い続ける理由」への応答

音楽ライター柴那典さんの記事、「浮世絵化するJ-POPとボーカロイド 〜でんぱ組.inc、じん(自然の敵P)、sasakure.UK、トーマから見る「音楽の手数」論」が注目を集め、その内容に対しアメリカ音楽を専門と任じられる評論家・レコード蒐集家の遊井かなめさ…

齋藤俊夫 「想像/創造の共同体としてのニコニコ動画Vocaloidシーン」

【書誌情報】 齋藤俊夫 (2010). 「想像/創造の共同体としてのニコニコ動画Vocaloidシーン」、<柴田南雄音楽評論賞> 奨励賞受賞作、財団法人アリオン音楽財団 柴田南雄音楽評論賞にVocaloidやニコニコを扱ったものがあると知ってチェックしていたのを読ん…

パクリ論の前進のために

先日、「よいこの盗作問題入門(aikoマラソンは一回お休み)」というエントリが上がったのをきっかけにすこしTLで話題になっていたので少々メモを。この問題についてはポピュラー音楽研究者の増田聡が優れた論考を書いていますが、目下、読書会を計画中の『…

小林秀雄 『モオツァルト』

【書誌情報】 小林秀雄 1949 『モオツァルト』 日産書房 近代的な批評の原点として批評を論じた文章ではかならず参照される一冊。フミカレコーズのメンバーとしては必読、というわけで読んでみました。私が読んだのは初版の古いものですが、新潮社の全集など…

マルセル・モース 『贈与論』

【書誌情報】 マルセル・モース 2009 『贈与論』 吉田禎吾・江川純一訳、ちくま学芸文庫 (Mauss, Marcel. 1923 “Essai sur le Don : Forme et Raison de l'Échange dans les Sociétés Archaïques.” L'Annee Sociologique, seconde série.) 贈与論 (ちくま…

araihisaoさん評

Twitterで相互フォローしている@ogatakehikkyさんより「個人的にとても気になる投稿者の方がいて〔……〕恐らく全部自作だろうPV含めてどのように感じられるのか評されるのか、知りたくて」ということで依頼をうけまして、araihisaoさんというVocaloid/UTAU・P…

『フミカ』1.5、超文学フリマ@ニコニコ超会議で頒布

すでにツイッターでもお知らせしましたが、『フミカ』の新刊がニコニコ超会議2内の文系同人誌即売会、超文学フリマで出ます。 イベント名:超文学フリマ 日時:2013年4月28日(日)10時〜17:00 会場: 幕張メッセ(「ニコニコ超会議2」内) アクセス:JR京…

Voca brasileira 『Re-fuga』 ライナーノーツ公開

同人音楽即売会M3-2012秋にて頒布された、サークルVoca brasileiraのアルバム『Re-fuga』に私 ja_bra_af_cu がライナーノーツを寄せていました。近く、2013年4月29日(月・祝)に行われるM3でもこの『Re-fuga』の再頒布と小品の新作が発表になるということで…

『Vocalo Critique』 vol. 05感想

最終刊がすでに発表されているVocalo Critique。vol.05の感想を下書きまでしていたのですが、気になるところをメモしまくっていたらずいぶん長くなってしまい、結果、完成させるのがすっかり遅くなってしまいました。若干今更な感じもありますが、ちょっとで…

Alexader Stewart “‘Funky Drummer’”

【書誌情報】 Stewart, Alexader. (2000). “‘Funky Drummer’: New Orleans, James Brown, and the Rhythmic Transformation of American Popular Music.” Popular Music vol.19, No.3, pp. 293-318.大和田俊之『アメリカ音楽史』で言及されていたのをきっか…

井手口彰典『同人音楽とその周辺』

同人音楽に関するほぼはじめての学術書であり、ボカロも扱われているということで注目していた本書をようやく一通り読み終えました。同人音楽とその周辺: 新世紀の振源をめぐる技術・制度・概念作者: 井手口彰典出版社/メーカー: 青弓社発売日: 2012/02/22メ…

英語史入門の本を読んでみた

英語圏の音楽言説をもっと知りたいので、最近英語の学習に力を入れています。英語学習、とくに語彙を増やす上で、語源を調べ、その語の歴史的な変遷を知ると記憶の助けになることが私の体験上わかっているのですが、そうした学習をしようと語源辞典などを調…

2012年ボカロ曲10選を視聴したまとめ

もう1月も半ばを過ぎてしまいましたが、やっと聴こうと決めた分のリストに耳を通し終わったので、ここにまとめておこうと思います。9リスト、ということは(全曲頭から終わりまで聴いたわけではありませんが)、まがりなりにも90曲聴いたわけですねー。なか…