Jablogy

Sound, Language, and Human

2012年ボカロ曲10選を視聴したまとめ

もう1月も半ばを過ぎてしまいましたが、やっと聴こうと決めた分のリストに耳を通し終わったので、ここにまとめておこうと思います。

9リスト、ということは(全曲頭から終わりまで聴いたわけではありませんが)、まがりなりにも90曲聴いたわけですねー。なかなか大変でしたがおかげで面白い曲に出会えました。選者の皆さんありがとう!

視聴したリストについて

リストの選択基準はTwitterのフォロワーさんが作ったもの、という限定にしました。私のフォロワーさんということで、いわゆる聴き専でレヴューなどの活動をされてる方のものが多いです。

そのようにした理由はというと、10選まとめのTogetterを見ても分かる通り、みなさんあまり自分のリストについてどのようなコンセプトにしたか言及されていないので選びようがなかったのですね。2012年VOCALOID10選マイリスト集積所というまとめサイトもあり、自分のリストと類似してるリストを選んだりも出来るのですが、精度がもうひとつだったのと時間的余裕とで今回はフォロワーさんまでということにしました。

私もつい何もコメントせずリストを作ったことだけツイートしてしまったのですが、普段自分を知らない人にも聴いてもらおうと意識してまとめている人は、なにかしら説明があるとよいですよね。その点、遊井かなめさんのリストはコンセプトも提示の仕方もさすがプロのライターさんという感じでした。

もちろん、そんなことは気にせずに、普段から趣味や考え方がわかっているフォロワー同士で気軽にリストを交換する機会にしようというのも、自由なイベントとしてはよいと思います。

というわけで以下、視聴したリストについての感想ツイートまとめです。


視聴した中から気にいった曲

以上のリストの中から気に入った曲は以下のとおりです。
いつもの私の選曲通りというか、ジャジー・ブルージーな節回しだったり、黒っぽいグルーヴだったり、レトリックの使い方が上手く叙情的な歌詞だったりに惹かれる傾向が強いですね。


自分のリストを作りながらも思いましたし、先日の上位曲を聴いても思いましたが、今年の10選聴いてると、やはり展開をすごく工夫して複雑にする流行り来てるような気がしますね。Aメロが三拍子でサビから四拍子に行ったりとか。

プログレッシブロックに限らず普通のポップスでもそうなってる傾向があるのが面白いところです。明確な変化をつける、曲の情報量を増やすというところで使いやすい手法だったりするのかなー。

ja_bra_af_cuの2012年10選

最後に自分のリストを貼っておきます。

あまり深く考えず、昨年一年間で聴いた(TLに流れてきたものが多いかな。)中から気に入ったものをサッと選んでみました。

ジャンル的にはジャズ・ハウス・ラテンなどアフロ-アメリカ音楽系でグルーヴがかっこいい曲、歌詞の面ではネタ的なユーモアがあり楽しいけれどその中に真摯な想いの見える曲、という選曲になっていますね。

結果的には、“ガチとネタの交錯によるポエジー”という副題がつくような形になったとおもいます。

各曲へのコメントも結構がんばって書いたので、よかったら聴いてみてください。